プロ野球の試合を彩り、ファンとチームを繋ぐ存在として欠かせない球団マスコット。中でも横浜DeNAベイスターズは、大洋ホエールズ時代からの歴史を経て、時代ごとに個性豊かなキャラクターたちを生み出してきました。球団の歴史を振り返る上で、マスコットたちの変遷は決して外せない重要なトピックです。
本記事では、かつて横浜スタジアムを沸かせた「ホッシーファミリー」や伝説のキャラクターから、現在の愛されマスコットである「DB.スターマン」「DB.キララ」「BART&CHAPY(バート&チャピー)」に至るまで、その歩みと背景を解説します。
横浜ベイスターズマスコットの歴史:ホッシーファミリーの誕生と活躍

横浜ベイスターズが誕生した1993年、球団のシンボルとしてファンの前に登場したのが「ホッシー」です。星をモチーフにした親しみやすいルックスで球場を盛り上げ、その後ファミリーとして「ホッシーナ」「ホッシーパパ」「ホッシーママ」が加わりました。
ホッシーファミリーは、横浜スタジアムのスタンドだけでなく、イベントや地域活動にも積極的に参加し、チームの低迷期や1998年の日本一という歓喜の瞬間まで、長年にわたってファンの近くで愛され続けました。当時のマスコット文化を牽引する存在であり、現在のベイスターズマスコットの基礎を築いた黄金期の象徴と言えます。
ホッシーファミリーを支えた伝説のキャラクターたち
ホッシーファミリーの周辺には、強いインパクトを残したサブキャラクターや、ファンの記憶に深く刻まれている伝説のキャラクターたちが存在します。
その筆頭が、謎めいた存在感で人気を博した「ブラックホッシー」です。ホッシーの影のような存在でありながら、どこかシュールでユニークなキャラクター性は、当時のファンの間で大きな話題となりました。また、ファーム(二軍)である「湘南シーレックス」時代には、独自のマスコットとして「レック」が活躍し、横須賀スタジアムを中心に地域密着型の温かいファンサービスを展開しました。
横浜DeNAベイスターズへの転換期とマスコット卒業の背景
2011年オフ、球団経営がDeNAへ移行したことに伴い、球団名が「横浜DeNAベイスターズ」へと変更されました。これに伴い、長年親しまれてきたホッシーファミリーは2011シーズン限りでの「マスコット卒業」を発表しました。
長年チームを支えてきたキャラクターたちの卒業はファンに大きな衝撃を与えましたが、球団の新しい歴史の幕開けに向けた大きな転換点でもありました。これまでの伝統をリスペクトしつつ、新たな時代を切り拓くためのバトンタッチが行われたのです。
現在のマスコット:DB.スターマン、DB.キララ、バート&チャピーの魅力
2012年シーズンから新たに登場したのが、現在のメインマスコットである「DB.スターマン」と「DB.キララ」です。ハムスターをモチーフにした愛くるしい容姿のDB.スターマンは、持ち前の愛嬌とコミカルな動きで瞬く間にファンの心を掴みました。また、チアリーダーとしての側面も持つDB.キララは、華やかなパフォーマンスで球場を明るく盛り上げています。
加えて、かつての要素を受け継ぎつつ現代風にリファインされた「BART(バート)」と「CHAPY(チャピー)」も加わり、現在の横浜DeNAベイスターズのマスコット陣は、バラエティに富んだチームワークでファンを楽しませています。
横浜ベイスターズ歴代マスコットの変遷まとめ
読者が一目で球団マスコットの歴史と変遷を把握できるよう、主なキャラクターの登場時期や特徴を以下の表にまとめました。
| 時期・時代 | 主なマスコット・キャラクター | 特徴・概要 |
|---|---|---|
| 横浜ベイスターズ初期〜(1993年〜) | ホッシー、ホッシーナ、ホッシーパパ、ホッシーママ | 星をモチーフにしたファミリー。1998年の日本一など球団の歴史を長年支えた。 |
| 同時期・サブキャラクター | ブラックホッシー、レック(湘南シーレックス) | ブラックホッシーはシュールな魅力で人気。レックは二軍拠点の横須賀で活躍。 |
| 運営移行・転換期(2011年末) | ホッシーファミリー等の卒業 | 球団のDeNA移行に伴い、長年の歴史に幕を下ろし勇退。 |
| 横浜DeNAベイスターズ時代(2012年〜現在) | DB.スターマン、DB.キララ、BART&CHAPY | ハムスターをモチーフにしたDB.スターマンやキララが誕生。現代の球場を盛り上げる。 |
【ベイスターズマスコット歴代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ホッシーファミリーは現在どうなっていますか?
A1:2011年シーズン限りで横浜ベイスターズの公式マスコットを卒業していますが、球団の歴史を語る上での原点として、今なお多くのファンや球団の歴史の中に生き続けています。
Q2:現在のメインマスコットであるDB.スターマンのモチーフは何ですか?
A2:ハムスターをモチーフとしており、星型の肉球や丸みを帯びた愛らしい体型が特徴です。横浜スタジアムでのグリーティングや試合中のパフォーマンスで絶大な人気を誇っています。
Q3:湘南シーレックスのマスコット「レック」はどんなキャラクターでしたか?
A3:ファームの湘南シーレックス(現在の横浜DeNAベイスターズファーム)の専属マスコットとして活躍し、地域密着型の温かいファンサービスで親しまれた恐竜をモチーフにしたキャラクターです。
まとめ:受け継がれるDNAと球団マスコットの未来
横浜ベイスターズの歴代マスコットを振り返ると、時代ごとの球団の歩みやファンとの絆が鮮明に浮かび上がってきます。ホッシーファミリーが築き上げた温かい文化は、現在のDB.スターマンやDB.キララ、バート&チャピーへと確実に受け継がれています。
球場に足を運んだ際には、ただ試合を見るだけでなく、こうしたマスコットたちが紡いできた歴史や、グラウンド内外でファンを楽しませる工夫に注目してみると、プロ野球観戦がより一層深みのあるものになるはずです。